発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012359090
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著者らは単純性骨嚢腫に対してハイドロキシアパタイト製中空ピン留置術を行った10例の治療成績を検討した。全例男性で、手術時年齢の中央値は11.5歳、術後経過観察期間は中央値50ヵ月であった。その結果、6例で治癒が得られていたものの、4例で再発を認め、再手術を要した。再発は嚢腫容積が40~50cm3を超える症例、もしくはactive phaseの症例で有意に生じていた。
©Nankodo Co., Ltd., 2012