発行日 2008年5月1日
Published Date 2008/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008233799
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頸椎後縦靱帯骨化症(OPLL)と診断した症例を対象に、骨化の経過をいくつかの病期に分類することにより骨化の分類を試みた。CTにて、頸椎は殆ど全域を、椎間板中央、椎体上縁、椎体上1/4、椎体中央、椎体下1/4、椎体下縁を3mm幅でスキャンし、症例によりスキャン間隔を1~2mmとして観察した。19年2ヵ月間に当院へ来院したOPLL 309例の中から2例を選び、骨化の様相をCTで長期観察した結果、骨化の時期は初期・肥厚期・骨化期・完了期に分類可能であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2008