発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006314589
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47歳女.患者は左股関節痛が出現し,その2ヶ月後に右股関節痛も出現した.単純X線像では両大腿骨頭の圧潰を認め,MRIでは両大腿骨頭の低信号域および圧潰を認めた.病期分類は右側stage 3B,左側stage4で,病型分類では右側type C-1,左側type C-2であった.以上より,大腿骨頭壊死症と診断され,全身麻酔下において人工股関節全置換術が施行された.術後経過は良好であったが,術後5週に単純X線像で異物像を認め,異物除去術が施行された.異物は中臀筋内側後方に確認された
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