発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006091350
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24歳男.右足関節外側の疼痛を主訴とした.プロ野球の投手で,投球時に右足関節を捻った.初診時所見,MRI所見より,外傷性新鮮腓骨筋腱脱臼と診断した.手術所見では上腓骨筋支帯の断裂を認めず,腓骨筋支帯と腓骨骨膜が腓骨後縁からの剥離を認め,Das De法に準じて支帯再建術を行った.3週間の短下肢ギプス固定を行い,術後6週より足関節固定帯を装着し,術後8週よりピッチングを開始した.術後約1年2ヵ月現在,上腓骨筋支帯は十分に修復し,原職復帰している
©Nankodo Co., Ltd., 2005