発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006036257
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Stealth StationとSIREMOBIL Iso-C3Dを用いて脊椎手術46例を行った.全例でナビゲーション下に手術が可能であり,手術操作中,神経血管損傷などの合併症はなかった.SIREMOBIL Iso-C3Dは手術室で短時間で自動的に3-Dデータを作成することが可能であった.術後CT上,椎弓根骨皮質からの逸脱例は3本(1.0%)であった.全例,胸椎レベルでスクリュー径以下の椎弓根に挿入した例であり,うち2本は2mm以下の逸脱例であった.Stealth Stationにレジストレーションを行うSIREMOBIL Iso-C3Dを併用することで,煩雑なレジストレーション,レジストレーション不能例の存在,手術操作に伴う形状変化への対応などが解消され,より安全で正確なナビゲーション手術が可能になると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2005