発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005249794
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脛骨プラトー骨折で受傷時にCT撮影が行われた24例のうち,脛骨内側プラトー骨折12例について検討した.CTより骨折型を三つに分類した結果,単独の後内側骨片を有する骨折型としたType 1は25.0%で,これらの後内側骨片は関節面を含んだ大きいものが多く,骨片の粉砕は殆どなかった.内側の楔状骨片を有する骨折型としたType 2は8.3%のみであった.内側プラトーの粉砕状の骨折型としたType 3は66.7%に認められ,前方部分の骨片は粉砕状であったが転位は少なく,後内側の骨折線は単純であり,比較的大きいものが多かった
©Nankodo Co., Ltd., 2005