発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004301350
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腱板断裂手術を施行,断裂腱板を原付着部に縫着可能で,術後アームスリングにて下垂位固定しえた患者77例77肩を,クリティカルパス(CP)導入前(pre-CP群)46肩とCP導入後(CP群)31肩に分け比較検討した.平均在院日数はpre-CP群と比較しCP群で有意に短縮していた.手術~リハ日数はCP群で有意に短縮しており,術後リハが早期化していることが分かった.リハ~退院はやはりCP群で有意に短縮していた.肩関節屈曲可動域は,両群のあいだに統計学的有意差はみられなかった.外旋可動域は統計学的な有意差はみられず,ほぼ同等の値であった.CP群における各時点での可動域目標達成率を調査したところ,術後日数が経過すると,目標達成率が低下していた
©Nankodo Co., Ltd., 2004