発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261972
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16歳男子.倒立から着地時に左母趾を長軸方向に打撲し,母趾趾節間(IP)関節を強背屈して受傷した.X線で骨折は認めなかったが,IP関節背屈変形,IP関節短縮,種子骨の背測移動,末節骨の内側偏位を認めた.長軸方向への牽引による整復を試みたが,背側脱臼はいったん整復されるが牽引を緩めると元の脱臼肢位に戻るため,左母趾IP関節背側脱臼と診断し,観血的整復術を施行した
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