発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261966
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66歳女.変形性膝関節症(膝OA)の診断で加療していたが,疼痛が続くため,別の近医を受診し,左脛骨近位骨幹端部骨折と診断された.単純X線で高度の内反変形を認め,矯正骨切り術をすすめたが受診しなかった.その後,遠位での左下腿痛が出現し脛骨骨幹部骨折を指摘された.単純X線でグレード2の膝OAと脛骨近位骨幹端部骨折を認めたため手術を行った.大腿脛骨角は190°であった.Mikulicz線がほぼ膝関節中央を通るように脛骨骨幹部で20°,骨幹端部で14°の矯正骨切り術を施行した
©Nankodo Co., Ltd., 2004