発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004261965
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60歳男(症例1).誘因なく右膝痛が出現し,右大腿骨外側顆に強い圧痛を認めた.単純X線で大腿骨外側顆に骨萎縮像を認め,一過性骨萎縮症と診断した.消炎鎮痛薬を処方し,症状が改善した.44歳男(症例2).誘因なく右膝痛が出現し,比較的強い歩行時痛を認めた.単純X線で異常所見を認めなかったが,MRIのT2強調画像で,大腿骨内側顆に境界不明瞭な高信号と低信号を認めた.一過性骨萎縮症を疑い経過観察とした
©Nankodo Co., Ltd., 2004