発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004248916
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15歳以下の半月板単独損傷例で鏡視下手術を行ない術後1年以上経過し直接検診し得た23例24膝を対象に,術後の臨床成績,X線変化を検討した.両膝伸展荷重位より両膝45°屈曲荷重位撮影の方が有用であった.関節症性変化は半月板切除例21膝中19膝に認め,OCD様変化を16%に認めた.正常型半月板切除後においても円板状半月板術後と同様,関節症性変化が進行していた.術後経過観察期間と関節症性変化の進行に有意な相関はなく,最長21年経過で関節軟骨消失例はなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2004