発行日 2001年2月1日
Published Date 2001/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001155492
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膝屈筋腱と大腿骨側エンドボタンを用いた膝ACL再建術は,正坐を要求される日本人に向いているが,腱が細いので強度が低く,多重折とすると太くなるが短くなり,固定間距離が長いためのバンジー現象などの欠点もある.そこで,腱をループ状三重折として太くし,上下をT人工靱帯でループ状に結んで補強し,脛骨側の固定にRCIスクリューを用いて固定間距離を短くし,二重束再建術として解剖学的再建術に近づけた
©Nankodo Co., Ltd., 2001