発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003252305
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新鮮アキレス腱皮下断裂128例に対し,Marti法による縫合を施行し,カルテ調査,アンケート調査を行って術後成績を検討した.その結果,本法は他の手術に比べて手技がやや煩雑なため熟練を要し,やや時間がかかること,他の縦切開を用いる手術方法と同様に手術瘢痕が目立つという欠点を有するが,早期にリハビリテーションが行えるため,社会復帰を早めることができ,長期にわたって再断裂の危険が極めて少なく,優れた治療法と考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2003