発行日 2002年12月1日
Published Date 2002/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003111197
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大腿骨頸部骨折に対するCCHS固定法の治療成績を1週荷重開始群と4週荷重開始群とに分けて比較・検討した.非転位型は1週荷重開始でも全く問題なく,転位型は術前に解剖学的位置に整復可能で内固定材が的確な位置に挿入され,固定力が十分であれば1週荷重開始でも問題ないと考えられた.骨癒合,骨折部の整復位の保持,LSCの出現頻度は両群間に差がなかった.術後の早期荷重開始は入院期間の短縮,歩行能力の維持につながった
©Nankodo Co., Ltd., 2002