臨床
Jones骨折に対するcannulated cancellous screwを用いた内固定術の治療成績
勝見 亮太
1
,
大森 豪
,
山際 浩史
,
佐藤 卓
,
谷藤 理
,
遠藤 直人
1新潟県厚生農業共同組合連合会新潟医療センター 整形外科
キーワード:
X線診断
,
偽関節
,
内固定法
,
骨ねじ
,
再手術
,
再発
,
スポーツ障害
,
体操
,
中足骨
,
サッカー
,
治療成績
,
バスケットボール
,
フットボール
,
陸上競技
,
バドミントン
,
柔道
,
運動選手
,
Jones骨折
Keyword:
Basketball
,
Athletic Injuries
,
Bone Screws
,
Fracture Fixation, Internal
,
Football
,
Gymnastics
,
Metatarsal Bones
,
Reoperation
,
Radiography
,
Recurrence
,
Pseudarthrosis
,
Soccer
,
Track and Field
,
Treatment Outcome
,
Athletes
pp.1759-1765
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00767.2017065309
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2005年1月~2012年12月のJones骨折30例(男26例、女4例、平均年齢17.8歳)33足を対象にcannulated cancellous screw(CCS)で骨折部より遠位の骨皮質を貫き固定し、治療成績および合併症を生じた成績不良に関係する因子を検討した。成績良好群は25例26足であり、骨癒合までの期間は平均14.1週、競技復帰までの期間は平均14.5週であった。成績不良群は7例7足で再骨折3例、遷延癒合4例であり、1例は骨移植を併用した径の太いCCSによる髄内固定により骨癒合が得られ、他の6例は保存治療により症状の改善が得られ、全例競技復帰した。成績不良の要因は荷重が早期であったこととスクリューの骨皮質貫通部位が骨折部を十分に超えていないことが考えられた。
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