発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005249571
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26歳男.左膝蓋骨粉砕骨折に対し2回手術を受け屈曲130°となったが,抜去術から1ヵ月後に痛みの増強を認め受診した.大腿四頭筋の萎縮と膝蓋骨の偽関節を認め,偽関節の掻爬と腸骨移植術を施行し,術後11ヵ月のX線像で骨癒合を認めた.術後12ヵ月経過現在,膝関節痛は消失し,エクステンションラグの残存は認めていないが,長時間の立位保持が困難な状態である.Cybexは術前は測定不能であったが,術後は有意な改善が得られた
©Nankodo Co., Ltd., 2005