発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003072480
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AO分類type C3に分類される橈骨遠位端骨折17例の治療成績を検討した.type C3-1の症例(3例)やstep offが残存しなかった症例(9例)は,臨床成績が良い傾向にあった.骨補填剤の併用は,術後短縮を防止できることが示唆された.また,創外固定を使用した症例は術後掌屈制限を生じる傾向があり,関節面の整復が得られなければ,直ちに追加手術を考慮すべきであり,工夫が必要であると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2002