発行日 2002年7月20日
Published Date 2002/7/20
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003053718
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術中所見で椎間孔部狭窄が確認された13例の臨床症状,画像診断,手術成績を検討した.その結果,全例に安静時下肢痛及び神経根性,又は混合性の間欠跛行が認められ,下肢伸展挙上テストでは陰性の症例が多かった.単純X線像では,患側凹の椎間楔状化や椎体後縁の骨棘形成が見られ,MRIでは椎間孔を通る矢状断での椎間孔閉塞像,水平断での脂肪像の喪失が見られた.術前の日整会腰痛治療成績判定基準(JOAスコア)は平均8.5点であったが,術後の経過観察期間中に平均25点に改善し,改善率は平均79%であった
©Nankodo Co., Ltd., 2002