発行日 2002年7月1日
Published Date 2002/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002252486
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47歳男.四肢のしびれ,巧織障害,全身のだるさを自覚し,受診した.頸部痛の訴えはなかった.四肢筋力低下,歩行困難が出現し入院となった.緊急手術を施行した.C5/C6レベルで脱出型ヘルニアを認め,一塊に摘出した.C4/C5,C5/C6椎間板とC5椎体を切除,腸骨移植し,前方固定を行った.MIRでC4/C5,C5/C6レベルでの脊柱管の圧排は軽減したが,T2強調画像でC6レベルでの脊髄内の高輝度変化は残存した.術後3週の時点で独歩可,四肢筋力はほぼ回復した.両手指のしびれが残存した
©Nankodo Co., Ltd., 2002