発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002154214
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1975~1981年に標記置換術を行った85例のX線像を調査し,Charnley人工股関節の耐久性や問題点等について検討した.術後20年でのソケットの生存率は66%,ステムの生存率は85%であった.長期経過例ではソケットの摩耗や骨溶解,ステム周囲の骨吸収像を認めた.50歳以下群の術後成績は60歳以上群に比べて有意に不良であったことから,本置換術の若年者への適応は慎重にすべきと考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002