発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002152500
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陳旧性前十字靱帯単独損傷に対しLeeds-Keio人工靱帯と自家組織小片を用いて再建術を行った43例を対象に,再建固定時の初期張力をmanual maxとして術後膝関節のIS(引き出し力におけるstiffness),ATS(133Nの前方引き出し力を負荷した際のstiffness),AD(133N前方引き出し力を負荷した際の脛骨の膝蓋骨前面に対する前方向変位量)を経時的に測定した.術直後は健側に比べ一時的にIS,ATSは高値をとりADは低値を示したが,ATS,ADは術後約2ヵ月で,ISは術後3ヵ月でほぼ健側と同値になり以後安定した
©Nankodo Co., Ltd., 2002