発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001202712
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悪性骨腫瘍2例(17歳女:左大腿骨Ewing肉腫,11歳女:左大腿骨骨肉腫)に対し,腫瘍広範切除およびModular Tumor Systemによる大腿骨全置換術を行った.2例とも術前・術後に系統的化学療法を行った.後療法は術後約1週間から膝関節の可動域訓練および筋力増強訓練を開始し,3週後から部分荷重,約8週後から全荷重歩行を行った.それぞれ術後13年1ヵ月,12年3ヵ月が大きな合併症なく経過し,再発・転移もなく,膝関節固定装具を使用し,疼痛なく全荷重歩行が可能である
©Nankodo Co., Ltd., 2001