急性腹症に対する低侵襲アプローチ-適応と手技
急性虫垂炎
行田 悠
1
,
福永 正氣
,
永仮 邦彦
,
大内 昌和
,
平崎 憲範
,
小浜 信太郎
,
東 大輔
1順天堂大学医学部附属浦安病院 消化器・一般外科
キーワード:
虫垂炎
,
虫垂切除
,
腹腔鏡法
,
単孔式内視鏡手術
Keyword:
Appendectomy
,
Appendicitis
,
Laparoscopy
pp.818-823
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017342226
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単孔式手術は従来の腹腔鏡手術に比べ,スコープと鉗子が同一方向となり先端が視認しにくい(インラインビュー),スコープや鉗子間で干渉が起きやすい,特有な視野展開法が必要などの特性があり,これらを十分に理解したうえで術式を定型化する必要がある.本稿では,われわれが行っている急性虫垂炎に対する単孔式腹腔鏡手術について解説した.
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