腹部良性疾患に対する外科治療の最前線
急性虫垂炎
和田 則仁
1
,
北川 雄光
1慶応義塾大学 一般・消化器外科
キーワード:
外来手術
,
大腸内視鏡法
,
虫垂炎
,
虫垂切除
,
腹腔鏡法
,
Natural Orifice Translumental Endoscopic Surgery
,
単孔式内視鏡手術
Keyword:
Ambulatory Surgical Procedures
,
Appendectomy
,
Appendicitis
,
Colonoscopy
,
Laparoscopy
,
Natural Orifice Endoscopic Surgery
pp.29-33
発行日 2016年1月1日
Published Date 2016/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016089688
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急性虫垂炎は腹部救急疾患の中で頻度の高い疾患で,外科的切除が治療の中心となる.一方,低侵襲性や安全性,コストなどを意識した治療オプションも検討されてきている.本稿では急性虫垂炎に対する外科治療について,標準治療と対比して,腹腔鏡下手術,単孔式内視鏡手術,経管腔的内視鏡手術(NOTES),内視鏡治療,待期的手術,日帰り手術といった外科治療の最前線を紹介する.
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