発行日 2008年9月1日
Published Date 2008/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008366271
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81歳男性。患者は下腹部痛を主訴に精査加療目的で著者らの施設へ入院となった。下部消化管内視鏡検査では直腸Raに径15mmの中心陥凹を伴う粘膜下腫瘍が認められ、生検にてカルチノイドと診断、腹腔鏡補助下で低位前方切除術D3郭清が施行された。病理組織学的に直腸カルチノイドで、2群リンパ節転移を認めた。術後は経過良好で、1年経過現在、再発はみられていない。
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