発行日 2016年10月1日
Published Date 2016/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017028500
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81歳男。食物つかえ感、悪心を主訴とし、胸部単純X線・上部消化管造影所見より、胃軸捻転症を伴う左横隔膜弛緩症と診断した。開腹下に胃軸捻転を整復後、弛緩した横隔膜を重層縫合し横隔膜形成術を行った。術後は合併症なく良好に経過し、術後18日目に退院となった。術後2年10ヵ月経過した現在、再発は認めていない。
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