消化器手術のための栄養
早期経腸・経口栄養の有用性
福島 亮治
1
1帝京大学 外科
キーワード:
経腸栄養
,
静脈栄養
,
術後合併症
,
消化器外科
,
摂食
,
吻合術
,
周術期管理
,
腸管麻痺
Keyword:
Anastomosis, Surgical
,
Eating
,
Enteral Nutrition
,
Parenteral Nutrition
,
Postoperative Complications
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Perioperative Care
pp.805-810
発行日 2016年8月1日
Published Date 2016/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016292323
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早期経腸栄養が外科手術後や重症集中治療室(ICU)患者で安全に施行でき,かつ感染症をはじめとする合併症の低減や在院期間の短縮に有用であることは,1990年代より数多く報告され,現在ではおおむねコンセンサスが得られている.一方,昨今の腹腔鏡手術の増加,fast track surgery・ERASプロトコールの普及に伴い,外科手術後患者では早期経口栄養に対する関心も深まっている.
©Nankodo Co., Ltd., 2016