各種デバイスを応用した私の手術-使用法と工夫
各種デバイスを応用した食道手術 腹臥位胸腔鏡下食道切除術
能城 浩和
1
1佐賀大学 一般・消化器外科
キーワード:
気管支動脈
,
奇静脈
,
胸腔鏡法
,
胸大動脈
,
縦隔
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
電気凝固
,
反回神経
,
リンパ節郭清
,
腹臥位
,
手術時体位
,
メス
,
トロカール
Keyword:
Aorta, Thoracic
,
Bronchial Arteries
,
Azygos Vein
,
Electrocoagulation
,
Esophageal Neoplasms
,
Mediastinum
,
Lymph Node Excision
,
Surgical Instruments
,
Recurrent Laryngeal Nerve
,
Thoracoscopy
,
Esophagectomy
,
Prone Position
pp.927-930
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013335160
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胸部食道癌に対する根治的胸腔鏡食道切除術について,われわれが用いている各種デバイスを中心に解説した.胸腔鏡下食道手術において体位は腹臥位で行っているため,各種デバイスとターゲットとなる臓器の位置関係においてアクセスポートの設定を含め,デバイスの使用法に多くの工夫と注意点がある.また気管・気管支膜様部の損傷や反回神経の損傷を避けるためのコツと,左側縦隔までの徹底郭清を行う際の工夫にも言及した.
©Nankodo Co., Ltd., 2013