外科領域のpros and cons
食道癌 術前化学療法
山崎 誠
1
,
宮田 博志
,
土岐 祐一郎
1大阪大学 消化器外科
キーワード:
Doxorubicin
,
腫瘍多剤併用療法
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
治療成績
,
ネオアジュバント療法
,
TPF Protocol
,
CF Regimen
Keyword:
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Doxorubicin
,
Esophageal Neoplasms
,
Treatment Outcome
,
Esophagectomy
,
Neoadjuvant Therapy
,
CF Regimen
,
TPF Protocol
pp.1554-1558
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015031166
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本邦ではこれまで,切除可能な進行食道癌に対して補助化学療法の有効性についての検証がなされ,術前化学療法+手術が標準治療として位置づけられるようになった.近年では,より強力な新規レジメンの開発によって,治療成績のさらなる向上の可能性が期待されている.今後,新規レジメンだけでなく化学放射線療法も含めた集学的治療の確立や治療の個別化に向け,日本発のエビデンスを世界に発信していくことが重要である.
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