ディベート 炎症性腸疾患の外科治療
開腹手術vs腹腔鏡補助手術 潰瘍性大腸炎に対する外科手術 腹腔鏡補助手術
大毛 宏喜
1
,
上神 慎之介
,
渡谷 祐介
,
繁本 憲文
,
北川 浩樹
,
清水 亘
,
村上 義昭
,
上村 健一郎
,
首藤 毅
,
橋本 泰司
,
近藤 成
,
佐々木 勇人
,
末田 泰二郎
1広島大学
キーワード:
大腸炎-潰瘍性
,
腹腔鏡法
,
治療成績
,
大腸切除
,
用手補助腹腔鏡下手術
Keyword:
Colitis, Ulcerative
,
Laparoscopy
,
Treatment Outcome
,
Hand-Assisted Laparoscopy
pp.236-239
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014113914
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潰瘍性大腸炎に対する外科治療は,手術に時間を要することなどから腹腔鏡手術に不向きとされた時代があった.Hand-assisted laparoscopic surgeryは,手術時間やラーニングカーブの短縮が得られるだけでなく,すべてを腹腔鏡下に行う場合と比較して,低侵襲度に差がないことが明らかになっている.うまく活用すれば開腹手術より手術時間の短縮が可能であり,本疾患に対する手術手技として有用な手段と考える.
©Nankodo Co., Ltd., 2014