発行日 2013年8月1日
Published Date 2013/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013350523
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2006年~2008年度に外科での研修が終了した初期臨床研修医11名を対象に新臨床研修医制度における初期臨床研修医の外科研修期間中の到達目標や評価方法について検討した。その結果、受け持ち症例数/手術参加総症例数の中央値は18例/36例であった。手術手技の到達目標として設定した鼠径ヘルニアの手術手技について評価したところ、11名の初期臨床研修医が受け持った手術については一応の到達目標レベルにはどの研修医も到達していなかった。しかし、2008年度の6名の初期臨床研修医のうち2名においては受け持った症例の開腹および閉腹術において最終的に期間内に一応の到達レベルに到していた。
©Nankodo Co., Ltd., 2013