消化器癌術後フォローアップ
大腸癌術後フォローアップ
樋口 哲郎
1
,
岡崎 聡
,
杉原 健一
1東京医科歯科大学 腫瘍外科学
キーワード:
Carcinoembryonic Antigen
,
大腸内視鏡法
,
MRI
,
術後管理
,
腫瘍マーカー
,
大腸腫瘍
,
肺腫瘍
,
病歴聴取
,
CA-19-9抗原
,
診療ガイドライン
,
生存者
,
陽電子放射型断層撮影
,
癌サバイバーシップ
,
胸部CT
,
腹部CT
Keyword:
Carcinoembryonic Antigen
,
Colonoscopy
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Medical History Taking
,
Lung Neoplasms
,
Postoperative Care
,
Colorectal Neoplasms
,
Biomarkers, Tumor
,
Survivors
,
Practice Guidelines as Topic
,
CA-19-9 Antigen
,
Positron-Emission Tomography
pp.1059-1065
発行日 2013年10月1日
Published Date 2013/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013323732
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大腸癌術後のサーベイランス法に関しては,欧米のmeta-analysisで,intensiveなものが有意に予後を改善させることが報告されているが,今後サーベイランスに有用な検査法の導入や医療経済的な観点からの効率性の検証も必要となる.また,欧米から"cancer survivorship"という概念が導入され,大腸癌術後合併症・後遺症の管理および治療と生活習慣の改善により,異時性のがん発生のリスクを下げ,生涯にわたる疾病予防を行うことが大腸癌術後患者の到達すべきゴールである.
©Nankodo Co., Ltd., 2013