発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006291059
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大腸癌術後のフォローアップ法については,その検査法や間隔,予後改善効果など,いまだ明確なエビデンスはなく一定の見解が得られていない.海外のメタアナリシスでは,intensiveなフォローアップで再発の発見が早く,再発巣治癒切除率が高いと報告しており,フォローアップが予後の改善に寄与する可能性を示した.再発巣治癒切除後は40%以上の5年生存率が期待できるため,治癒切除率を向上させるようなフォローアップを計画することが重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2006