消化器癌術後フォローアップ
膵癌術後フォローアップ
高橋 祐
1
,
有田 淳一
,
古賀 倫太郎
,
齋浦 明夫
1がん研究会有明病院 消化器外科
キーワード:
Carcinoembryonic Antigen
,
脂肪肝
,
術後管理
,
腫瘍再発
,
消化不良
,
膵切除
,
膵炎
,
膵臓腫瘍
,
CA-19-9抗原
,
アジュバント化学療法
,
Gemcitabine
,
術後感染症
,
マルチスライスCT
,
腹部CT
Keyword:
Carcinoembryonic Antigen
,
Dyspepsia
,
Fatty Liver
,
Pancreatectomy
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreatitis
,
Postoperative Care
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
CA-19-9 Antigen
,
Multidetector Computed Tomography
,
Gemcitabine
pp.1077-1083
発行日 2013年10月1日
Published Date 2013/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013323735
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膵癌は切除例のほとんどが進行癌であり,再発率も高くきわめて予後不良な疾患であり,切除後の具体的なサーベイランス方法が提唱されていないのが現状である.しかし現在では,gemcitabine hydro-chlorideやS-1をはじめとする以前よりも有効な化学療法薬もあるため,積極的な再発治療により予後の延長も期待でき,再発検索を目的としたサーベイランスは必要であると考える.また膵切除後の消化吸収障害や栄養に対しても,十分配慮した経過観察が必要である.
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