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虫垂炎の手術適応 緊急手術か待機手術か
毛利 靖彦
1
,
内田 恵一
,
大森 教成
,
畑田 剛
,
楠 正人
1三重大学
キーワード:
術後合併症
,
虫垂炎
,
虫垂切除
,
重症度指標
,
選択的手術
,
腹部膿瘍
,
緊急手術
Keyword:
Appendectomy
,
Appendicitis
,
Postoperative Complications
,
Severity of Illness Index
,
Elective Surgical Procedures
,
Abdominal Abscess
pp.590-593
発行日 2013年6月1日
Published Date 2013/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013213761
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急性虫垂炎の手術は,その病期,存在部位により難易度が増す.虫垂の炎症を見極め,手術時期を決定する必要がある.近年では,腹腔鏡下手術などの普及,腹部超音波検査,CTなどの機器の進歩により診断および治療技術が向上し,手術時期については議論が多い.手術時期からみた虫垂炎の穿孔の危険性および術後合併症について,文献的に考察を行い検討する.
©Nankodo Co., Ltd., 2013