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虫垂炎の外科治療に必要な局所解剖
石原 聡一郎
1
,
福島 慶久
,
赤羽根 拓弥
,
島田 竜
,
堀内 敦
,
中村 圭介
,
端山 軍
,
山田 英樹
,
野澤 慶次郎
,
松田 圭二
,
橋口 陽二郎
1帝京大学 外科
キーワード:
局所解剖学
,
局所血流
,
虫垂
,
虫垂炎
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Appendicitis
,
Appendix
,
Regional Blood Flow
pp.585-589
発行日 2013年6月1日
Published Date 2013/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013213760
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虫垂炎の手術は,手術の経験が少ない若手外科医が執刀することが多いこと,比較的小さな術野で行われること,解剖や炎症の状態にバリエーションが多いことなどから,虫垂の局所解剖や周囲との関係を十分に理解して臨むことが,安全に合併症なく手術を行ううえで重要である.本稿では,虫垂炎の手術を行ううえで必要な解剖の基本的事項を概説した.
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