大腸肛門病外科-最新のトピックス
肛門疾患 肛門狭窄形成術
堤 修
1
,
辻仲 康伸
1辻仲病院柏の葉
キーワード:
病的狭窄
,
形成外科
,
外科的皮膚弁
,
肛門疾患
,
術後合併症
,
消化器外科
,
裂肛
Keyword:
Anus Diseases
,
Constriction, Pathologic
,
Fissure in Ano
,
Postoperative Complications
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Surgical Flaps
,
Reconstructive Surgical Procedures
pp.1497-1501
発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013087106
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裂肛が慢性化し狭窄を併発した場合や術後合併症として肛門狭窄をきたした場合、排便困難を主訴に外来を受診する。肛門狭窄が高度であればなんらかの手術が必要となる。肛門狭窄に対して手術を行う場合には、確実な診断と狭窄の程度の判断を的確に行い術式を選択しなければならない。もし肛門形成術が必要であれば、十分なインフォームド・コンセントを行い、広げすぎによるincontinenceを起こさないようにするのはもちろん、再狭窄が起きないような術式の工夫が必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012