Robotic surgeryの今
総論 民間病院におけるrobotic surgery導入の経験
松波 英寿
1
,
小林 建司
,
萩原 徳康
,
花立 史香
,
濱本 幸浩
,
上田 修久
,
大原 永子
,
柴田 直史
,
仲井 希
,
長谷川 義和
,
清水 幸雄
,
松波 英一
1松波総合病院
キーワード:
内視鏡法
,
医学生涯教育
,
現職教育
,
治療成績
,
私立病院
,
費用効果分析
,
コンピュータ支援手術
,
ロボット
Keyword:
Endoscopy
,
Education, Medical, Continuing
,
Inservice Training
,
Hospitals, Private
,
Treatment Outcome
,
Surgery, Computer-Assisted
pp.813-819
発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012332509
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民間病院においてda Vinciを導入し、保険適用前に直腸癌6例、胃癌1例、前立腺癌5例に使用した。直腸癌手術においては従来腹腔鏡手術に比し、出血量、合併症、入院期間に差はみられなかったが、総手術時間が長くかかった。前立腺癌手術においては開腹手術と比較して、出血量+尿量、合併症、入院期間においてda Vinci手術が少なかったが、総手術時間は長かった。機器の減価償却を考えると、地域での共同利用が望まれる。
©Nankodo Co., Ltd., 2012