Robotic surgeryの今
肝・胆・膵・脾のrobotic surgery
富川 盛雅
1
,
大内田 研宙
,
家入 里志
,
橋爪 誠
1九州大学 先端医工学診療部
キーワード:
肝切除
,
膵切除
,
胆嚢切除
,
脾臓摘出術
,
コンピュータ支援手術
,
ロボット
Keyword:
Cholecystectomy
,
Hepatectomy
,
Pancreatectomy
,
Splenectomy
,
Surgery, Computer-Assisted
pp.834-837
発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012332513
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
九州大学ではda Vinci(Intuitive Surgical社)による手術を62例に、ZEUS(Computer Motion社)による手術を25例に施行した。Robotic surgeryによる胆嚢結石嵌頓例の手術時間は有意に短縮された。手ぶれのない微細な操作が時間短縮を可能にしたと考えられる。肝・胆・膵・脾領域のrobotic surgeryは、コストの問題がなお存在している。そのメリットを生かすためには、大規模なclinical trialが必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012