Robotic surgeryの今
下部消化管のrobotic surgery
久田 将之
1
,
和田 建彦
,
土田 明彦
,
青木 達哉
1東京医科大学 外科学第三
キーワード:
結腸切除
,
治療成績
,
コンピュータ支援手術
,
直腸切除
,
ロボット
Keyword:
Colectomy
,
Treatment Outcome
,
Surgery, Computer-Assisted
pp.829-833
発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012332512
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
下部消化管のrobotic surgery、特にda Vinci Surgical System(Intuitive Surgical社)を用いた下部消化管robotic surgeryは2001年に世界ではじめて行われ、本邦では2012年になり導入施設が40まで急増し、今後ますます行われるようになると予測される。現時点ではda Vinci Surgical Systemを用いた下部消化管に対するrobotic surgeryは、三次元画像、自由度の高い鉗子など優れた点は多いが、いまだ腹腔鏡手術を凌駕したとの報告は少なく、高コストなどの問題点もあり、実際の手技とともに今後の展望に言及した。
©Nankodo Co., Ltd., 2012