乳癌を究める
治療 胸筋温存乳房切除術
九冨 五郎
1
,
大村 東生
,
里見 蕗乃
,
高丸 智子
,
島 宏彰
,
鈴木 やすよ
,
平田 公一
1札幌医科大学 第一外科
キーワード:
乳房腫瘍
,
リンパ節郭清
,
非定型的乳房切除
,
手術時体位
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Lymph Node Excision
,
Mastectomy, Modified Radical
pp.721-724
発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012270902
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乳房温存療法が乳癌の標準治療となっている現在にもかかわらず、日本においては胸筋温存乳房切除術の占める割合は必ずしも少なくない。主にAuchincloss法が多いようである。Auchincloss法はAuchinclossおよびMaddenが最初に報告した術式で、大胸筋、小胸筋を温存し乳房切除と腋窩郭清を行う術式である。本稿では当科で行っているAuchincloss法の術式の詳細を述べる。
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