発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004282795
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
著者らは肝動脈一時遮断による変色でその領域を同定して容積を算出し,症例ごとに中肝静脈枝再建の適応を決定した.右肝グラフト66例中,中肝静脈枝を再建したものは42例(64%),レシピエントの門脈や肝静脈,凍結アログラフトなどを用いて再建した.再建中肝静脈枝の開存率は1ヵ月以内で約90%,平均観察期間15ヵ月において約60%の開存率であり,レシピエントの予後も良好であった
©Nankodo Co., Ltd., 2004