外科栄養 最近の進歩
胃瘻・腸瘻・食道瘻の造設法と管理
廣澤 知一郎
1
,
亀岡 信悟
1東京女子医科大学 第二外科
キーワード:
医学用イラストレーション
,
胃造瘻術
,
食道造瘻術
,
腸造瘻術
,
経皮経食道胃管挿入術
Keyword:
Enterostomy
,
Esophagostomy
,
Gastrostomy
,
Medical Illustration
pp.1059-1064
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008337911
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経腸栄養チューブの留置経路には主に胃瘻、腸瘻、食道瘻があり、患者の状態により使い分けられている。本稿ではそれぞれの造設方法について解説する。胃瘻造設法には外科的胃瘻造設法と内視鏡を用いて造設する経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy:PEG)、腹腔鏡下胃瘻造設術がある。外科的胃瘻造設法では今日もっともよく用いられているStamm法の概略を述べた。さらにPEGに関しては造設法とその管理について解説した。食道瘻の項目では、経皮経食道胃管挿入(percutaneous trans-esophageal gastrotubing:PTEG)の手技について、さらに腸瘻の項目ではWitzel法の手技について簡単に解説した。
©Nankodo Co., Ltd., 2008