発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002252271
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胃切後や胃に病変を有している症例の他,胃内停滞や胃食道逆流症がある場合には,誤嚥性肺炎予防のため胃瘻より腸瘻が好ましい.術式はWitzel法が代表的で,カテーテルの包埋を完全にすること,漿膜下トンネルは空腸内腔を狭窄させないこと,壁側腹膜への固定は全周性に密に縫着し腸管が捻れないように数cm固定すること,がポイントである.腸瘻による経腸栄養法は,高カロリー輸液など経静脈栄養法に比べて,管理が簡単で安全かつ容易で,合併症が少ないことが特徴である
©Nankodo Co., Ltd., 2002