消化器疾患診療支援のための栄養療法の最先端
経腸栄養法の適応と実際
鷲澤 尚宏
1
,
大嶋 陽幸
,
土屋 勝
,
船橋 公彦
,
金子 弘真
1東邦大学医療センター大森病院 栄養治療センター・一般消化器外科
キーワード:
胃造瘻術
,
経腸栄養
,
嚥下障害
,
機器の汚染
,
病院用の機器と資材用品
,
消化不良
,
食道造瘻術
,
注入器
,
咀嚼障害
,
カテーテル
,
経皮経食道胃管挿入術
Keyword:
Dyspepsia
,
Deglutition Disorders
,
Equipment and Supplies, Hospital
,
Equipment Contamination
,
Enteral Nutrition
,
Gastrostomy
,
Esophagostomy
,
Infusion Pumps
,
Catheters
pp.1081-1087
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014261348
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経腸栄養法は,一般的には人工的補液栄養法(artificial hydration and nutrition;AHN)のなかで胃や小腸へ注入する経管栄養法を指す.比較的生理的な方法ではあるが,病態に合わせてカテーテルの先端と体内への入り口をどこに設定するのかを選択し,それぞれの目的に合わせて器具を選択し使用しなければならない.そして,このカテーテルに液体や半固形状の食品を注入するために,接続チューブ,コネクター,シリンジ,ポンプ類,コンテナ・バッグなど多くの器材に対し,それぞれ合併症など有害事象を回避するためのさまざまな工夫が施され,改良されてきた.
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