発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002238633
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経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の普及と胃術後患者の長期生存が相まって,胃手術既往を持つ患者へのPEGの需要は増大してきているが,現段階ではそのコンセンサスは得られていない.そこで,経皮内視鏡的消化管瘻造設術(PEE)の自験例を中心に胃手術の術式別に,胃手術の既往のない群と造設成功率,穿刺部位,合併症,臨床効果を比較したところ,いずれの項目でも有意差を認めなかった.したがって胃手術既往のある患者にもPEEは可能かつ有効であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002