吻合法 70年の変遷から学ぶこと
下部消化管バイパス手術
得能 和久
1
,
硲 彰一
,
岡 正朗
1山口大学 大学院消化器・腫瘍外科学
キーワード:
医学用イラストレーション
,
外科用ステープラー
,
腸閉塞
,
縫合糸
,
結腸間吻合術
Keyword:
Intestinal Obstruction
,
Medical Illustration
,
Surgical Staplers
,
Sutures
pp.105-109
発行日 2008年1月1日
Published Date 2008/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008119506
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下部消化管バイパス手術は、なんらかの原因にて癒着剥離や切除が不可能と判断したイレウス症例などが適応となる。吻合法は、Gambee吻合法、層々吻合、Albert-Lembert吻合などによる手縫い吻合の場合は主に側々吻合を行い、自動縫合器や自動吻合器を用いた器械吻合の場合は状況に応じて側々吻合や側端吻合を行う。今回、当教室で施行している器械を用いた側々吻合法と側端吻合法によるバイパス手術を提示し、そのコツを供覧する。
©Nankodo Co., Ltd., 2008