発行日 2007年9月1日
Published Date 2007/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008008490
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70歳代の女性。患者はくも膜下出血に対する術後水頭症における脳室腹腔シャント造設7年後の検診で胃の壁外圧迫を指摘された。著者らの施設へ受診後、腹部CTならびにMRIにおいて腹腔内に嚢胞性病変が認められ、シャントチューブに関連した嚢胞性病変と診断された。そこで、嚢胞摘出術およびシャントチューブ再留置術を行なった結果、病理組織学的に本症例は腹腔内仮性嚢胞で、術後は経過良好であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2007