外科学の進歩と今後の展望
食道外科
幕内 博康
1
1東海大学 外科
キーワード:
Histamine H2 Antagonists
,
食道アカラシア
,
食道炎-逆流性
,
食道腫瘍
,
バルーン拡張法
,
頸部リンパ節郭清
,
アジュバント化学療法
,
アジュバント放射線療法
,
近代医学史
,
ネオアジュバント療法
,
Proton Pump Inhibitors
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Esophageal Achalasia
,
Esophageal Neoplasms
,
Esophagitis, Peptic
,
Histamine H2 Antagonists
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Radiotherapy, Adjuvant
,
Neoadjuvant Therapy
,
Neck Dissection
,
History, Modern 1601-
,
Proton Pump Inhibitors
pp.402-407
発行日 2007年4月1日
Published Date 2007/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007206108
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食道外科、食道癌の外科的治療の歴史的変遷につき述べた。黎明期、術前照射の時代、術後照射の時代、頸胸腹部3領域リンパ節郭清の時代、多様化の時代とすすんできた。食道外科の現況として現在の食道癌の治療戦略に加え、逆流性食道炎(GERD)、アカラシア、特発性食道破裂などにつき述べた。また、食道外科の将来展望につき、広い医学的知識と高い医療技術に加え、柔軟な考え方をもつ若手外科医の増加が望まれること、今後の外科医不足の予測から将来ひっぱりだこになるであろうことにつき述べた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007