進行癌の治療戦略
進行食道癌の治療戦略
宗田 真
1
,
宮崎 達也
,
桑野 博行
1群馬大学 大学院病態総合外科学
キーワード:
Cisplatin
,
Fluorouracil
,
腫瘍多剤併用療法
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
リンパ節郭清
,
アジュバント化学療法
,
アジュバント放射線療法
,
診療ガイドライン
,
ネオアジュバント療法
,
放射線化学療法
Keyword:
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Cisplatin
,
Fluorouracil
,
Esophageal Neoplasms
,
Lymph Node Excision
,
Practice Guidelines as Topic
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Esophagectomy
,
Radiotherapy, Adjuvant
,
Neoadjuvant Therapy
,
Chemoradiotherapy
pp.685-690
発行日 2010年7月1日
Published Date 2010/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010250153
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食道癌は治療法が進歩した今日においても予後が良好とはいえない難治癌の一つである。治療方針および戦略に際しては進行度分類に加え、個々の特性や全身状態の評価、同意のもとで治療方針を決定し食道癌アルゴリズムを参考に治療戦略を立てている。進行食道癌において手術単独による治療では、その燃治性に限界がある症例もあり、手術療法のみならず化学療法や放射線療法を加えた集学的治療がさらなる治療成績の向上に必要であると思われる。
©Nankodo Co., Ltd., 2010